若者を中心に人気を集めているTikTokは、近年徐々に企業や有名人の利用も増えており、登録者数が増加し続けています。これからSNSで動画系コンテンツを投稿したいと考えているものの、数十分もあるような動画の投稿は考えていない場合、TikTokが最適かもしれません。
今回は、短い動画を投稿できるTikTokについて解説します。これからTikTokを始めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
■そもそもTikTok(ティックトック)とは
TikTokを始めるにあたって、TikTokとはどのようなSNSなのか、基本的な部分を理解しておきましょう。
・TikTokとは?
TikTokとは、簡単に言うとショートムービー用の動画共有サービスです。
全世界で累計35億ダウンロードを突破し、2021年には世界で最もダウンロード数の多いアプリとしても認定されています。投稿できる動画はもともと15~60秒間でしたが、2021年7月には180秒間まで拡大されました。お気に入り動画に対してのいいね機能や、共有、特定アカウントのフォロー機能など、SNS要素も持ち合わせています。
また、ユーザーのいいねや閲覧履歴に基づいて、ニーズや好みに合った動画を表示してくれる「おすすめ機能」があることも特徴の一つです。
・メインユーザー層
TikTokは10~20代の若い層向けサービスと思われがちですが、現在では50~60代の利用も増えていることから、幅広い年代にアプローチできるサービスへと変化しつつあります。
・TikTokで人気の動画ジャンル
TikTokでは、ダンス、お笑い、歌といった動画ジャンルが人気です。
特に、流行りのダンスや歌を真似して投稿することでトレンドが生まれる傾向もあります。男女で人気に差が出るジャンルもあり、男性ではお笑い、アニメ・ゲーム、女性では美容や料理などの動画が人気です。
■TikTok(ティックトック)のメリット・デメリット
TikTokも、他のSNSサービスと同様にメリットとデメリットが存在します。
賢く安全に利用するためにも、ここでしっかり押さえておきましょう。
・TikTokのメリット
<動画作成・編集が簡単>
TikTokはYouTubeのように特別な編集を行わなくてもスマートフォンのみで動画撮影から編集、投稿まで行えます。
アプリ内にBGMやフィルター、加工などのツールが準備されているので、初めての動画作成でもそれなりにクオリティの高い動画が仕上がるでしょう。
<拡散力が高い>
TikTokのレコメンドシステムでは、動画を投稿すると必ず一定数のユーザーに表示される仕組みになっています。いいねやコメントの数が多くなれば表示される回数も増えるため、動画のクオリティが高ければ、たった1つの動画でもより多くのユーザーに拡散可能です。
<プロフィールに外部リンクを入れることができる>
ビジネスアカウントの場合、プロフィールに外部リンクを設置することも可能です。商品やサービス、自社サイトのリンクを設置することで、TikTok経由の集客が見込めるでしょう。
個人アカウントの場合、プロフィールに外部リンクを入れるには、一定数のフォロワーを集める必要があります。
<企業の場合はアカウントカテゴリーを選択できる>
ビジネスアカウントの場合、アカウントカテゴリーの選択が可能です。
カテゴリーを設定することで、そのカテゴリーに興味のあるユーザーにおすすめ表示される可能性が高くなります。
<コンテンツの分析ができる>
ビジネスアカウントでは、動画に対する合計視聴回数や平均視聴時間などの解析ができます。
コンテンツ分析を活用し、効率的に動画を改善すれば、新たな顧客の獲得にもつながるでしょう。
<ユーザーと交流しやすい>
TikTokでは、「ハッシュタグチャレンジ」と呼ばれるユーザー参加型の広告が利用できます。ユーザー生成コンテンツが主体となることから注目度が高まりやすく、多くのユーザーと交流できるのが特徴です。
・TikTokのデメリット
<トレンドを押さえないとフォロワーが増えにくい>
TikTokは、次々に新たなトレンドが生まれているサービスであることから、トレンドを押さえないとフォロワーが増えにくいデメリットがあります。
<企業の場合は商用ライセンスのない楽曲を使えない>
ビジネスコンテンツでは、商用ライセンスのない楽曲は使用できません。
そのため、個人ユーザーの投稿で人気になっている楽曲であっても、使えない可能性があります。
<個人情報の流出リスク>
気軽に撮影して投稿できることが売りのTikTokですが、顔出しや撮影時に映った場所や建物などによって個人を特定される場合があります。
個人情報流出のリスクを減らすためにも、プライバシーに配慮した投稿を意識しましょう。
<投稿したコンテンツを無断転載・利用されることがある>
TikTokには、動画の保存やシェア機能があることから、投稿したコンテンツが他のユーザーに無断で転載・利用されるリスクがあります。
万が一無断転載・利用された場合は、運営側へ通報するなどの対処が必要です。
■TikTok(ティックトック)のアカウント作成をしなくてもできることはある?
TikTokでは、アカウントを作らなくてもいくつかの機能が利用できます。
ここではアカウントの有無によって、どのような違いがあるかを確認しておきましょう。
・アカウントを作らずにできること
<動画の閲覧、保存、共有>
アカウントが未登録であっても、他のユーザーが投稿した動画を閲覧できます。また、保存(ダウンロード)や共有も可能です。
<検索機能>
検索機能も、アカウントを作成することなく使用できます。ユーザー名やハッシュタグのほか、BGMで使われている楽曲から動画を検索することも可能です。
<いいねを付ける>
アカウントを登録していなくても、お気に入りの動画にいいねを付けることができます。
ただし、未登録の場合は、いいねを付けても見返すことはできません。
<動画の作成>
TikTokでは、アカウントが未登録でも動画の作成は可能です。
フィルターやエフェクトなど準備されている編集機能はすべてアカウント登録時と同じように利用できます。
<コメントの閲覧>
他のユーザーが投稿した動画に対してのコメントは、未登録のままでも閲覧できます。
・アカウントを作らないとできないこと
<フォロー>
お気に入りのユーザーに対するフォローは、アカウントを作らなければできません。
<コメントやDM>
コメントの閲覧は可能ですが、未登録の状態ではコメントの書き込みやDMの送信はできません。
<作成した動画の投稿や保存>
アカウントを登録しなくても動画の作成は可能ですが、作成した動画を投稿したり保存したりはできません。
<動画のお気に入り登録>
TikTokでは、セーブ機能を使って動画をお気に入り登録すれば、いつでも見返すことができます。ただし、アカウントを作らなければこの機能は使えません。
<プロフィールの作成>
プロフィールでは、ユーザー名、アイコン、自己紹介などが登録できますが、アカウントを作らなければ作成はできません。
<TikTokライブ>
リアルタイムで動画を配信するTikTokライブの配信や閲覧は、アカウントを登録しなければできません。ただし、アカウントを登録しても、一定の条件をクリアしないと投稿できないので注意が必要です。
■TikTok(ティックトック)の基本的な使い方
TikTokの概要がわかったところで、次は基本的な使い方をマスターしましょう。閲覧方法と投稿方法について、順を追って説明します。難しい操作は一切ないので、初心者でもすぐに使えるようになるでしょう。
・閲覧方法
- TikTokアプリを起動する
- 「レコメンド」にあるおすすめ動画を上にスワイプしながら好みの動画を探す
- 目的別に探すなら画面右上の検索アイコンをタップし、検索窓にキーワードを入力する
・投稿方法
- TikTokアプリを起動する
- アプリ画面の中央下部の「+」ボタンをタップする
- 好みの楽曲を選択し、赤の丸ボタンをタップして撮影する
- エフェクトやテキストを入れるなど、動画の編集をする
- キャプションを設定し、公開範囲を決めて動画を投稿する
■日本で人気のTikToker(ティックトッカー)
ここからは、日本で人気のTikTokerを何人か紹介しましょう。フォロワー数の多いTikTokerの動画から、編集や内容のヒントを探ってみてください。
・Junya/じゅんや
フォロワーが4,000万人を超える日本でトップクラスのTikTokerです。笑えるチャレンジ動画を数多くアップしていて、2億近いいいねを獲得した経験もあります。
・michaeljackton.official
クオリティの高いマイケルジャクソンのモノマネ動画を投稿しているTikTokerです。フォロワー数は1,150万人を突破しています。
・Kizuna AI(キズナアイ)
世界初のVtuberとして活動していた元祖バーチャル系YouTuberです。現在は、TikTokでも300万人を超えるフォロワーを集めています。
・Hinata
TikTokを始めてわずか1年で240万フォロワーを獲得した、中高生を中心に大人気のTikTokerです。ダンス動画やリップシンク(口パク)で人気を博し、現在は280万フォロワーまで増えています。
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